こんにちは。10月に入り少しづつ季節が穏やかになっているのを感じます。外を歩けば、秋の草花を見つけたり、トンボが飛んでいたりします。

さて、夏休みが明けて約1か月が経ち、既に中間試験が終わった学校もあると思います。

今日は、最近よく聞く試験の悩みについて考えてみたいと思います。

試験前、結構頑張って勉強しているのに、いざ試験になると点数が取れません。

やっぱり僕は、みんなより頭が悪いのかな~って思います。

今の学習スタイルを見直す

上記の少年のような悩みは、教員時代も、塾で指導していた時も、現在も、非常に多く相談を受けます。

結論から言うと、それは

学習方法が適切ではない

という理由です。決して、子どもの能力が劣っているわけではありません

悩んでいる子どもに聞くと、幾つか共通している状況が見えてきます。

  • 学習時間は1日1時間程度
  • 試験対策は、主に試験の前の1週間程度
  • 試験前の土、日も、あまり勉強していない
  • 提出が必要なワーク等の課題は、ほとんど自力でできない
  • ワーク等の課題は、前夜に答えを必死で写す
  • 試験範囲が曖昧
  • 学校の授業は概ね理解できている
  • 塾には真面目に通っている

中学校では、学習する内容や、しっかりと理解して覚える必要がある内容が増え、更に、内容は難しくなります。実際に、多くの中学校では、

  • 1年生:毎日80分程度(試験前や週末は3時間程度)
  • 2年生:毎日90分程度(試験前や週末は3時間~)
  • 3年生:毎日100分程度(部活動終了後は、平日は3時間程度、週末は6時間程度)

の学習が望ましいとされ、実際に、各教科で出される課題等を全て行うと、このくらいの時間が必要になります。

そして、このように、毎日の学習習慣が付いていると、試験前に1から勉強する必要や、ワークを埋める必要がないわけです。

試験の準備期間は、学校によって異なるものの、試験の2週間ほど前に、試験範囲が告知されて、試験日直前は、部活動がなくなります

試験範囲が出る前から、教師によっては、次の試験範囲について何度も話しています。少なくとも、範囲が分かった時点で、しっかりとした学習計画を立てる必要があります。

最初は、計画といっても難しいですよね。100ページのワークを10日で行うには、1日10ページの学習が必要ですが、子どもによっては、この100ページのワークを3日で完成!と計画する子どももいて、このような場合、ほとんど子どもがワークをやることはありません。

そして、試験直前の週末は、普段よりも学習する時間が多く取れるのですが、なぜか、ここぞとばかりに友達と遊びに行く子どもがいます。

中学校入学時点まで、適切な学習方法に触れたことがなく、毎日の学習習慣がついておらず、小学校までは何とかついて行けたが、中学校では、5教科まとめて宿題や試験があり、気持ち的にも体力的にも、全てを行うのが無理!という子どもが多いです。

もし、一生懸命勉強しても点数が取れないのであれば、自分の学習方法(当然量も)は適切かを見直しましょう!

適切な方法で学習して、点数を取る!

不適切な方法を見直して、適切な方法で学習を行えば、それは必ず点数に繋がります。

現在、コロウッドのウェブサイトやTwitterで紹介していますが、ポイントは以下の通りです。

  1. 試験対策の準備を行う
  2. ワークや問題集で仕分けを行う
  3. 基本問題を確実にマスターする
  4. 定期的に確認テストを行う
  5. ワークや問題集は最低3回解く

では、1つづつ見ていきましょう。

1. 試験対策の準備を行う

開始時期:遅くとも試験範囲が分かる時点 やること:

試験範囲を確認する

教科書のページ、プリント、ワーク等の問題集、全てを集めて、ポストイット等で範囲を明確にする。

必要な教材を全て準備する

範囲を確認する際に、必要なプリント、ノート等がそろっているか確認し、抜けているものは友達や先生に確認して必ず補う。

学習計画を立てる

1日3教科程を学習するような計画を立てる。(以下参照)
集中力が続かない場合には、30分ごとに教科を変えてみる。
週末は、1週間のまとめや確認、計画通りできなかった学習を行う。
計画や進捗管理には、便利なアプリなどもあるので、自分に合ったものを活用する。

ワークや問題集で仕分けを行う

計画に沿って、絶対やらなければいけないものを解く時に、自力で解けなかった問題をチェックしておき、教科書やノートで確認する、もしくは、友達、塾、学校で先生に質問する。
既にできている問題、不安な問題、全くできない問題などを仕分けする。

基本問題を確実にマスターする

試験の時も、高校の入試でも、最も大切なのは基本問題。
基本問題で点数が取れれば、7-8割は取れる。
その為、全ての問題を中途半端に理解するよりは、基本を確実にできるようにする方が、点数も高くなり、合格率も高くなる。
基本問題は、スラスラできるまで3-10回は解く。

定期的に確認テストを行う

一度できたら、それでOKではなく、1日や1週間の終わりにふり返り、忘れていないかを確認する。
これをやらないと、試験当日に【あれ~覚えたはずなのに!】と悔しい思いをすることになる。

ワークや問題集は最低3回解く

  • 1回目:自力で全ての問題を解く(仕分けする)
  • 2回目:1回目にできなかった問題を解く
  • 3回目:2回目できなかった問題を解く

2回目で全ての問題が解けていれば、3回目は、全ての問題をザーッと解きなおしましょう。

実際の試験対策で気を付けること

どのように学習すればよいかは分かったと思います。

最後は、その学習方法を行う時に注意することです。

  • 計画は現実的にする:【1日100ページや1日で終わらせる】は現実的でない
  • 予備日をつくる:急な予定が入ったり、予期してないトラブルや体調不良で焦らない為
  • 途中で計画を見直す:遅れ気味等の問題があれば、すぐに修正する(優先順位を考える)
  • 塾や友達との学習会に頼り過ぎない:そこで勉強したから、完全にできるようになっていることはなく、復習が必須
  • キレイなノートで満足しない:ノート作成が目標ではなく、あくまでも理解して覚えて、試験で正解できること
  • 分からない問題に時間をかけない:時間は有限なので、分からなければ答えを見て覚える。そして何度も解きなおす。
  • 前日の徹夜は絶対にNG:集中力が欠けて、ケアレスミスも多くなり、記憶が飛んでしまうこともあるから

そして、学習ポイントです。

どうしても覚えられない時

例えば、20個の漢字や単語が覚えられない場合には、もっと少数でやってみましょう。3個や5個を何度も練習すると、それほど長い時間をかけなくても覚えられるはずです。3個を10回練習したら、覚えたか確認テストをする➡新しい3個を覚える➡最初の3個と2回目の3個の計6個を確認テストする。

こんな風に、小刻みに覚えていくと、少しづつ、でも確実に覚えられるはずです。

確認テストを何度もやる

覚えたと思ったものや、塾や友達と学んで理解できたことも、実際自分でやってみると忘れていたり、あやふやだったりすることもあるので、こまめに確認テストを自分でしましょう。

時間を効果的に使う

なかなか、長い時間の勉強が続けられない場合は、集中できる時間で区切り、教科を変えて、嫌になる前に次のことを始めましょう。休憩をダラダラし過ぎると、また学習に戻るのが難しくなるので、休憩はしっかり時間を区切って、ゲームなどはせずに、ストレッチや筋トレなどでリフレッシュしておきましょう。

長い時間、机に座ってボーっとしていても意味がないので、座ってうまく学習できない時は、スクワットをしながら、散歩をしながら等、自分に合った方法があるので、色々試してみましょう。お風呂やシャワーで単語や歴史などの復習をするのもおススメです。

まとめ

点数が取れずに悩んでいるなら:

  • 自分の学習方法を見直す
  • 適切な方法で学習する
  • 誤った学習方法にならないように、注意する

以下の通りに、準備をすれば、必ず点数は伸びてくるはずです。すぐに結果がでなくても、コツコツ続けていきましょう。

  1. 試験対策の準備を行う
  2. ワークや問題集で仕分けを行う
  3. 基本問題を確実にマスターする
  4. 定期的に確認テストを行う
  5. ワークや問題集は最低3回解く

  • ブックマーク