こんにちは。
雨が降り出し、既に大きな被害が出ている所もあり、心配です。

さて、今日の自由研究は、食品パッケージの意味を調べよう!です。

前回は、小学校低学年~中学年向けの研究について紹介したので、今日は、もう少し専門的な研究を紹介したいと思います。興味があれば、ぜひ試してみて下さい。

小学校低学年~中学年向けの研究はこちらから。

パッケージから見る研究テーマ

今日は、上級生向けなので、少し質問が難しくなります。

お菓子食べる時、パッケージ見る?

LINEスタンププレゼントとかは、アクセスしたりする。

ダイエットしててカロリーは見る。


確かに、私もLINEスタンプや何か特典QRコードがあるとアクセスしてしまいます。

そして、数年【痩せる痩せる詐欺】をしていますが、一応カロリーは気にしています。

また、食品によっては、産地(国)やアレルギーを確認することもあります。

今回は、カルビー株式会社さんの【ポテトチップス めんべい味】です。

このパッケージから分かる情報を全て書き出して。

・めんべい味
・作っている会社名
・賞味期限
・折りパケ運動
・開ける場所
・開ける時の注意
・名称
・製造場所
・原材料名 
・内容量
・保存方法
・めんべいの情報
・会社の住所
・アレルゲン
・栄養成分
・じゃがいも情報
・連絡先 
・ウェブサイト
・ゴミの分別  

こんな小さなパッケージに、ものすごい量の情報が書いてあります!

生徒から質問がありました。

先生、字が多すぎて、正直僕は読まないけど、何でこんなに色々書いてあるんですか?

とても良い質問ですよね?【何で?】は学びの種です。

ということで、早速【何で?】を調べることにしました。

研究の進め方

仮説を立てる

【なぜパッケージにはたくさんの情報が書いてあるのか】に対する答えを考えてみる。

最初に、アイディアなどを書き出し、その中から、仮説を立てました。

仮説の検証方法を考える

自分が考えた【仮説】が正しいかを、どのように調べる・証明するか計画を立てる。

情報を収集する

計画に沿って、調べていく。必要に応じて計画を修正する。

決まりを見つけるのが難しいので、先に3つの商品を比較?共通している情報が多いことに気が付く

似たような情報があるってことは、やっぱり規則があるのでは?

規則について見つけました!でも難しい(?)

仮説の真偽を検証・考察する

集めた情報をもとに、【仮説】が正しかったかと、その理由を考える。

【安全を証明するために書く決まりがある】という仮説は正しかったと思う?

決まり(法律)があるというのは正しかった。

安全を証明するというより、何か、分かりやすく、買う人が健康とかを考えられるように!って書いてあったから、安全のためだけではないかも。

まとめる

今回の結果をまとめる。

子ども向けに説明している、食品表示法に関するサイトは少なく、大人でも分かりにくい情報が多く、情報収集は大変でした。

色々なサイトなどを、各自が見て、分かりにくいものを補足説明しました。
調べている過程で、子どもでも分かりやすい栄養表示など、学びが広がりそうな機会も多くありました。

更に一歩先の学びにするために

何となくは、表示について分かったものの、これでは表面的なことしか分からず、生活にも十分密着していると実感することができません

そこで、生徒たちに質問してみました。

色々な情報が書かれていたけど、おやつなんかを選ぶ時、どの部分に注意して見たら良いかな?

アレルギーがある人は、アレルゲンを見た方が良いんじゃない?

お母さん、賞味期限とかは一応気にしてたよ。

食べる時に、見た方が良いと思われる情報

・アレルゲン  ・賞味期限  
・原材料名   ・保存方法

他にも、食事制限などをしている人には、栄養成分表示も非常に大切であることを、確認しました。

今回は、触れていないもので、更に研究の対象になるものがあります。

その他に研究できるもの

  • バーコード
    ?GTINコード、JANコードなど学びの種が満載です。
  • QRコード
    ?QRコードの仕組み、作成方法、ここに載せる意味などを考えることができます。
  • 製造場所記号
    ?下のおまけのように、生産者まで知ることができ、その意味を考えることができます。

以下は、私が見つけたおまけで、製造場所記号の部分です!

最近、企業さんのサイトでは、一般市民や子どもでも、とても分かりやすいようなページや説明が、たくさん用意されています

持続可能な開発目標(SDGs)などに絡めて、食の安全や、食の有効活用なども一緒に考えることができます。

まとめ

毎日のように食べている、おやつのパッケージの不思議から始めた研究は、かなり専門的な内容でした。

パッケージの食品表示は、学びの宝庫でした。今回使用したポテトチップスをつくっているカルビーさんでも、学校へ赴き、栄養などに関する出張授業などもされていることが分かりました。

高学年の子ども達は、学校の理科の実験で学ぶような、仮説や、その検証の方法、情報を収集する際の【キーワード】の絞り方や、【信頼できる情報】についても、実際には、また別の学びになると感じました。

興味がある方は。トライしてみて下さい。

その他の研究はこちらから。

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