【必修化】や【教科化】とは、一体どういうことなのか?

今日は2020年度から始まった小学校での英語の『教科化』について少しお話します。
必修化:2019年度までの小学校5,6年生 週に1~2回程度の英語の学習活動を実施
教科化:2020年度からの新小学校5,6年生 英語が『教科の1つ』になる。年間70時間程度
この2つ一体何が違うの?
実は・・・
『教科化』になると活動ではなくなり、『教科の1つになる』ので、他の国語や算数と同じになるのです。
どういうことかというと:
- 通知表に成績がのる
- 教科書がある
そのため、今までの週に1回程度「外国人の先生が来て『英語活動』」が、今度は中学校のように教科書を使って勉強するのです。
<どんなことが変わるの?>

週1回程度の活動=>週2~3時間の授業になる
=>他の授業数が減るわけではないので、6時間の日が増える
=>週に何度か、1時間目の前や昼休みの後などに、15分程度の英語の学習時間が入る。
ただ楽しむ活動=>『どれくらいできるようになったか』をテストされる
=>成績を出すために、他の教科のように紙のテストをしたり、授業中の発表が評価されたりする。
学校やクラスによって異なる活動=>基本的には同じ内容を勉強する
まとめ

イメージとしては、今の中学生の英語の授業のような感じです。
勿論、色々な問題点もあり、確実に決まってないこともたくさんあるみたいですが。
1つ言えるのは、小学校で英語を学ぶ子どもたち、教える先生たち、そして子どもたちの保護者の負担が増えそう!ということ。
Corowoodでは、小学校の先生が活用できる教材や指導方法、そして、小学校ではどんな風に英語を学べば良いのかを少しずつ紹介していきます。