家庭でできること

こんにちは。前回、小学校での英語の『教科化』についてお話ししましたが・・・今日は『家庭でできること』をお話しします。

当然、小学校の早い時期から英語が始まり、成績が付くということになれば、

  • 早くから塾に行かせた方が良いわ!
  • 幼児英会話教室を考えてみよう!
  • タブレットの通信教育はどうだろう?
  • 親も英語ができないと困るわ!

と色々考えますよね。実際、選択肢はたくさんあり、どこが本当に良いのか決めかねてしまいますね。そんな相談も、結構頻繁に受けています。また、経済的に、そこまで多額の投資はできない場合もあります。

そんな方に朗報です!実は、家庭でできるおススメの英語学習があります。

家庭でできるおススメ英語学習

1.英語が身近に感じられる環境をつくる

2.英語⇔日本語の変換から場面で学ぶ脳へ変える

家庭の事情や、親の想いなどによって色々な考え方がありますが、私の英語の教師や海外生活の経験から、上記の2つはハードルも低いので始めやすく、また比較的高い効果が期待できます。

英語が身近に感じられる環境を整える

まずは、英語が【特別なものではない】と子どもに実感させることが重要です。

例えば、

実際にできること

・英語学習をしたことがないお子さんを夏の英語キャンプに参加させる

・好きな外国の映画のビデオを字幕なしでみせる

・英語の歌を歌う

など、小さいうちから自然と触れる機会が多ければ子どもは【身近なもの】と認識します。

また、家の冷蔵庫やテレビ、テーブル、子どもの机やゲーム機などに英語のタグなどを貼っておくのもひとつですね。それらを指すときには、『教科書は、 your deskにあったよ』という風に、親も子どもも、片言でも単語だけでも良いので、普段の生活の中で自然と使えると、とても良いと思います。

また、他の記事でも書いていますが、出かける時、帰宅時、くしゃみをした時、起床時や就寝時に、簡単な英語を使って生活していると、子どもにとっては自然な身の周りの言葉になりやすいものです。

更に、親が使っているパソコンや、携帯電話、子どものタブレットなども英語表記にすると、意外とすんなりと英語に慣れることができます。

英語⇔日本語変換から場面で考える脳へ

私が日本で一番気になるのが、多くの人が【英語】⇔【日本語】に直したがるということです。よく、「それってどんな意味?」と聞かれたりもするのですが、これには幾つかの問題があります。そして、これによって、日本人の多くは、英語が上達しにくいと言っても過言ではないのです。

まずこれは・・・

脳の中で【英語】⇔【日本語】の両方を考えなければならず二重負担になるんです!!【私は昨日、英語を勉強しました。だから、I study English yesterday. 過去形だからstudiedか】こんな風に、自分が言いたい言葉を、2つの言語で考えるのはとても大変です。更に、もし分からない単語があったら?あれ~昨日って何ていうんだっけ?となってしまい、こんなことをしていたら、とてもじゃないけれど会話が成立しません。

子どもは、母国語を習得する時、親が「おはよう」と言っているのを聞いて、オウム返しをするようになり、【朝起きたら、おはようと言うんだな】と学びます。意味というより、状況や場面によって、こんな言葉を言うんだなと感覚で覚えていくのです。だから、人と別れる時や帰る時は、「バイバイ」と手を振りながら言うようになります。

実は子どもの方が英語の習得が速い理由もここにあります!

英語も同じです。いちいち頭の中で翻訳するのではなく、何か寝る前は「グッナイ」とか「スリープウェル」とか言っているな~と感じて、それを実際の場面で使えば良いのです。海外で生活していると、日々の生活で、相手が話したことに字幕もついていないし、誰も通訳をしてくれないので、自分で予想、想像します。そして、それを使ってみます。時には、使い方が正解の時も間違いの時もありますが、そうやって覚えていきます。そして、その中で、【英語】⇔【日本語】は必ずしも正確に変換できない言葉がたくさんあることも知るのです。

その為、英語をある程度習得すると、話をする時、英語を聞くとき、頭の中で【英語】⇔【日本語】変換をしなくなります。

だから、絵本や動画は、できるだけ日本語に変換せずに、そのままを見せて下さい。意外と子どもは、お気に入りの動画など、英語でもじ~っと見ていて、突然聞いた言葉をきれいに英語で発音したりします。

これは、後々の英語力の伸び方に大きな違いが出ます。

まとめ

勿論、英語の学習に関しては、色々な考えがありますが、もし迷っているのであれば、できることから始めてみましょう。

家庭でできる英語の学び

・英語を身近に感じられる環境づくり

 英語のタグや字幕なしの動画、簡単な英会話等を実践する

・英語⇔日本語変換から、場面で学ぶ英語へ

 訳そうとせずに場面で使う英語を学ぶ

【塾や英会話教室選び】や【英語の学習】を検討されている場合は、まず身近な所から始めてみてはいかがでしょうか。

勿論、一番大切なのは、子どもが【英語って楽しい!】と感じて、興味を持って学び続けることです。本格的な学習が始まる前に、【英語嫌い】になったら意味がありませんよね。

今後は、【学習のポイント】や【フォニックスの重要性】についても書いていきたいと思います。

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